八百万姦〜異界で競り落とされて…｜prhs

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著者：prhs

八百万姦〜異界で処女を競り落とされて… ネタバレ

友里恵はどこにでもいる女子大生。
大学が夏休みになったので久しぶりに田舎に戻ってきました。
そこで、ちょっとハメを外して、昔よく遊んでいた滝でボール遊びをしています。
友里恵も見知った土地なので油断していたのでしょう。

もちろん、普通なら友里恵の判断はそう間違っているとは言えません。
何しろ自分の裏庭のような場所なのですから、気を抜くのも当然です。
ところが、大抵の場合は悲劇はこんな時に起きます。

友里恵が取り損ねたボールが林の中に入ってしまうのです。
それを取に言った友里恵ですがそこで古い神社のようなものを見つけます。
神社といっても、友里恵の腰くらいまでの高さしかありません。
それに相当古かったのか、友里恵のボールがぶつかった衝撃で崩れてしまっていたのです。
「まずいかな〜」
そう思っていた友里恵ですが、いきなり
「これ、あなたの？」
と声をかけられてびっくり！
いつの間にかしめ縄が貼られている大きな木の根友のところに女の子がいたのです。
その子は友里恵のボールで神社が壊れてしまった事を淡々と告げます。
とはいえ、壊れてしまったものはどうしようもありません。
謝る友里恵ですが、もう一つ気になることがあります。
それはその女の子がなぜこんな山奥にいたのかということ。

友里恵の知る限り近くに家はありません。
女の子も遊びに来たのかと思いましたが、巫女のような服を着ていることからハイキングなどではなさそうです。
とりあえず、なぜこんなところにいるのか聞いてみると
「村があるから」
と巫女服の子は答えます。

(そんなものはなかったはず・・・)
と思っていた友里恵ですが、気が付くとすぐ近くに村が出現していたのです。
それも朱色の建物がたくさんある、かなり人も多そうな村です。
(こんな村なんて知らない・・・)
友里恵があっけに取られていると、村はすぐに霧の向こうに消えてしまいます。
巫女服の女の子はこの村の因習のことをゆっくりと話してくれます。

女の子が言うには、かなりひどい因習があって、女の子自信も耐えられないことをされてきたというのです。
「それ」が何のことかはっきりとは語られませんでしたが、友里恵には大体想像がついたようです。
その事を問いただそうとした友里恵ですが、それより先に女の子が
「もう、それも終わり」
とつぶやきます。
そして、次に会うのは何時かしらと意味深なことをつぶやき、霧の中に消えていきます。

ここまでの話からして、どうやら友里恵が次のターゲットに選ばれてしまったと見て間違いないようです。
それが何であるのか、巫女服の女の子の口からは語られませんでしたが、とんでもないことであることは容易に想像がつきます。
果たして友里恵の運命は・・・！？

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